己書の師範になると、日本己書道場の総師範つまり己書を始めた杉浦先生の幸座を直接受ける事ができるのです。
おせっかい家が師範になったのは、2020年の12月。
リアルでの認定式もなく、オンラインの幸座はあるけれど名古屋まで行かなければ会えない人でした。
4月にあった東京幸座も延期になり、ご縁はないままでしたがやっと会うことが出来ました。
行くまでは誰も知らない人しかいないしと、ちょっと気分がのらない感じも。
ひとりぼっちで黙々と描くのかなと思ってました。
電車が遅延したらいやだなと30分前には着くように行ったら、おせっかい家の師である平井師範の姿が。なんだか、それだけでホッとしてしまいました。
久しぶりの関東での開催で、たくさんの方が集まっていましたが知らない方ばかり。
そんな中、声を掛けてくれた方にまずは感謝です。
会場オープンを待っている時に本部の方が大野さんですよねと声を掛けてくださり感激。
一度もお会いしてないけれど、オンラインの幸座の様子を見てるだけなのに分かってしまうそうです。知らない人しかいないと心細かった気持ちがふっと軽くなりました。
それを聞いた隣で待っていた方が「大野さんっておせっかい家己書道場の大野さんですか?」と聞いてくれて何が起こっているんだと思ってたらInstagram繋がりの己書まごころ道場の井上先生でした。
南橋本で道場を始めたばかりで、おせっかい家のこと気になっていたらしいんです。生徒さんのたくさんの笑顔をシェアさせてもらってるので、こんな風にご縁を作ってくれるんですね。
ひとりぼっちじゃなくて本当に嬉しかったしありがたかったです。
隣の席で一緒に幸座を受けてリアル総師範にわくわくしました。早めに行ったから神席のようないい席もゲットできました。
総師範のお話
東京会場と、名古屋会場、オンラインの方ひとりとりの自己紹介の時間のあとは、総師範のお話。
リアルでなかなか会えない状況でしたが、己書がオンライン化したことで爆発的に人気が出ているのです。
8月の師範試験までで師範は延べ2000人弱。
1度でも己書を体験した方は4万人ほど。海外にも20か国の進出をしていて、これからますます盛り上がっていきそうです。
己書は子育てもひと段落した女性が始めるってことが多いようです。
おせっかい家己書道場でも、時間の余裕のある方の参加が多いですね。
己書という共通の趣味で仲間づくりが出来るのも楽しみの一つ。すごく仲良しというわけではなく、己書を描きに来ている仲間という自然なつながり。
おせっかい家己書道場でもそんな感じです。
名古屋が本拠地ですが、これからは東京方面にも力を入れていくとのこと。そんな波にのれて、わくわくしてきますね。
「パラダイス!」と言う意味も総師範が楽しく説明してくれましたよ。
困ったなという状況や気持ちが落ち込む時でも、両手を広げて上を見ながら「パラダイス」というとなんとかなるそうです。
なんとかなった面白エピソードの披露には、会場全体大爆笑でどっと笑いが。
すっかりリラックスして肩の力が抜けました。
そして総師範のお話のあとカレンダーの描くコツは、「まぁ、見て描きゃぁいいんですよ」と名言が。
平井先生と全く同じでびっくり。
そして、おせっかい家もまるまるパックって言ってます。
ということは総師範と同じ。わおー。
おせっかい家のアピール
自己紹介では何も言えなかったけれど、リアル参加者一人一人の席を総師範が回って来てくれた時には、アピール出来ましたよ。
まずは、どこから来たのか興味を持って聞いてくれるのです。
神奈川県の綾瀬市といってもどの辺にあるのと、具体的な質問。湘南の近く?と何か名所があるのか聞いてくれるんです。
神奈川の真ん中で駅もないと分かると「それは生活が大変だねぇ」とまで言ってもらえる。
一人一人に興味があるように聞いてくれるのは、本当に感動しました。
そこで、急に頭に浮かんだのでYouTubeのこと伝えたんです。「お弟子さんとYouTube始めました」って。
すかさず「見せて」と言ってくれて
なんと
なんと
総師範が
チャンネル登録してくれました
チャンネル登録者4名のうち、1名が総師範なんですよ。
こんなミラクルがあっていいのだろうか。
この動画を撮ったのも、ほとんど運とタイミングが重なってなんか知らない力に引き寄せられたみたいだったのに。
そんな、こんなの大興奮な1日が無事に終了。
平井師匠にも、総師範に紹介してもらえるというこれまたミラクルも。
「字がいいね」と総師範からお褒めの言葉もナマで頂き大興奮。
なんだろう。本当にありがたすぎます。
そして、本部の方が準備から当日も本当にたっくさん配慮してくださるのに感動しました。
全員の作品に一言ずつ感想や良いところを褒めてくださるのって、本当にエネルギーが必要ですよね。
オンラインの方にも分かりやすいように色々な配慮をしてくれるからこそ、己書がここまで人気になってきたのだと感じました。
それもこれも総師範のパワフルなエネルギーがそれだけの人を呼び寄せているんですね。
リアルでお会いできて本当に良かったです。