2か月に1度というゆるゆるペースで、介護と育児が重なったダブルケアのことを話せるオンラインカフェを熊本のあさこさんと開催しています。
前回の開催はこちら オンラインダブルケアカフェは参加者ゼロでも開催
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オンラインダブルケアカフェは参加者ゼロでも開催
2ヶ月に一度というゆるゆるペースで、介護と育児が重なったダブルケアのことを話せるオンラインカフェを熊本のあさこさんと開催しています。 前回の開催はこちら 3月のオンラインダブルケアカフェ 5月で18回 ...
ちょうど3周年という記念の回となりました。
オンラインダブルケアカフェのルール
![](https://osekkaiya.com/wp-content/uploads/2023/07/ab5da4b914f201bbbcd196cb8ebb178b-700x260.png)
あさこさんとのオンラインダブルケアカフェではTwitterをやっている人が基本。
本名も出す必要はなくTwitterのアカウント名で大丈夫だけど、顔出し声出しでの参加でその場の安心感を作っています。
プライベートなことも話すからこそ、安心して話せる場所というのは重要ですからね。
そして、顔出しするからこそ録画も録音も禁止。
だからいつも私達主催者だけの写真なんです。
話したい時には話してもいいし、聞き役だけでも大丈夫。
相手の意見と合わなくても、それを受け入れなくてもいい。
そんな考え方もあるんだなとヒントにするのでもいい。
そして個人が特定されないような内容ならシェアしても大丈夫。
みんなの気づきになるかもしれないから。
おしゃべりタイム
今月でちょうど3周年という切れ目の時ですが、急遽最終回となりました。
前回、お互いの状況が変わってきているので無理なく続けようと話したところ。
共同主催者であるあさこさんの日中時間の確保が難しくなったのです。
私自身も己書幸座に加えて、建築の仕事も忙しくなり相談しようかと思っていたところでした。
最終回ということでリピーターの方が参加してくれて、リラックスして話せる時間となりました。
気になった言葉
![](https://osekkaiya.com/wp-content/uploads/2021/08/aec47dc193bd7e2bff8df0bc7ae37907-e1629086276420.jpg)
もえつき症候群
ダブルケアって介護と育児が重なってるわけで、その最中の忙しさが半端ない。
予定も綱渡り状態で、ほっとする間がないまま次々とこなしていく。
自宅介護じゃなくても施設から呼び出しがあったり、実家の処分や書類手続きなどやることはいっぱい。
通常なら子育て中は親の援助があったりしながら乗り切って、介護の頃には子どもは巣立っている。
これが重なって同時進行なわけです。
すごい勢いでやってきて、一気にどちらも終了する場合が多いのかな。
自分の時も、小学校入学と中学入学と老健の入所が重なりどの書類に何を書いたんだかもう分からない。
名前付けもどっちにつけるんだか混乱しながら発狂してましたね。
これがひと段落すると、燃え尽きちゃうのではって話が出ました。
自分の場合、燃え尽きないように住まいのおせっかい家として独立したのかもしれません。
あんまり意識してなかったけれど。
「頑張るのが正しい」という呪いにかかっているなぁとダブルケア卒業組だからこそ思いますね。
子育て側から、普通のお母さんならできますよねというプレッシャーを感じ、
介護側から、娘さんなんですし若いんですから対応できますよねというプレッシャーを感じる。
自分が倒れたらどうにもならないのに、頑張らなきゃち思ってしまう。
弱音をうまくはけなくて、そんな板挟みな気持ちだったのを思い出しました。
おせっかい家にとってのオンラインダブルケア
初回開催は2020年7月
あさこさんがコロナ禍でリアルのダブルケアカフェが出来ないと言ってたのにおせっかいしたのが始まりです。
オンラインでも交流出来るよとおせっかい
当時はあやせ朝活の主催をしていて、慣れないZoomでもなんとか交流出来ましたよと声を掛けたんです。
どんな風に交流するのか、試しにあやせ朝活にも参加してもらいました。
その時初めてあさこさんの顔を拝見したような。
閉塞感のある空気の中、オンラインでも話せるだけでラクになる人がいるのではと思ってのおせっかい。
そこから、どんな形になるか分からないけれどやってみようと開催したのです。
過去の自分を癒すため
あの頃の自分に、ダブルケアのことを気楽に話せるところがあったらという気持ちで3年間おせっかいしてきました。
というかダブルケアという言葉も知らなかったし、ただ周りのママさん達と状況が違うというもやもや状態。
うまく自分の状態も説明出来ないし、ちょっと大変と愚痴をこぼすと周りが引いてしまうのも感じる。
共同主催者という名目ですが、毎回参加したリピーターという感じですね。
参加した方の話をうなづいて聞いてるだけで、癒されました。
おせっかい家の原点
住まいのおせっかい家として独立したのは、介護保険の住宅改修に関わりたいのが始まり。
それより前の介護予防として住まいに出来ることがたくさんあるという想いも。
己書も「きょういくときょうよう」今日行くところがあり、今日は用事があるというためでもあるんです。
ダブルケアだったから、親世代が楽しく自立して暮らせることは本当にありがたいことだと骨身に沁みてます。
キーパーソンであるダブルケアラーが笑顔になれるようにおせっかいをしたい。
そんな気持ちも新たになりました。
出逢いと可能性に感謝
リアルにはまだお会いしたことのないあさこさんとの出逢いが貴重な体験をさせてくれました。
Twitterでしか交流していない方と気楽に話せるのも、自分にとっては大発見でしたね。
画面上でしかあってないけれど、何度も参加してくれたリピーターさんはなんか遠い親戚のような気持にもなるんですね。
改めて今は便利な世の中になったなと思います。
貴重な体験をさせていただき本当にありがとうございました。