ありがたいことに、師範試験にのぞんだ3人全員合格しました。
本当におめでとうございます。
まさか、おせっかい家己書道場を始めて1年もしないで師範になる生徒さんがいるとは、想像もしていませんでした。
自分自身が師範になるまで3年もかかった不真面目な生徒だったので、毎週のように幸座を受けて師範試験目指して頑張る生徒さんに圧倒される日々。
進捗が早すぎてお題づくりが追いつかないという嬉しい悲鳴。初めての昇級試験にこちらが緊張しながら、師範試験まで一緒に頑張ってきました。
本当に3人とも頑張り屋さんで、1級に合格した後も幸座を受けながら、どんどん自主練もしてメキメキと音が聞こえてくるくらいの成長でした。
どんな風に頑張っていたのか、ちょっとご紹介しますね。
最初から師範目指していた京子さん
おせっかい家己書道場を始めるきっかけを作ってくれた方なんです。
京子さんとは、綾瀬市商工会で開催された大和法人会との交流会で名刺交換したのが最初の出逢いです。
おせっかい家は、その1ヶ月前に住まいのおせっかい家として開業したばかり。
己書は3回通ってそのままになってました。己書を始めたのはお礼状を書くためだったのです。
「出逢いに感謝」と描けるようになっていたので、名刺交換した京子さんにも早速送りました。
次にお会いした時にはしっかり名前も認識して覚えてくれていて、己書の効果を感じましたよ。
そこから、暑中お見舞いや年賀状などを己書で送っていると、ある日「私も己書やってみたい」と言ってくれたのです。
でも、「青葉台の幸座(我が師匠の平井先生の幸座)はちょっと遠いわねー」と言われたので、平井先生に綾瀬まで出張出来るか聞いてみたのです。
答えは「師範になりなさい」でした。
そこから、本当におせっかい家は師範になったというわけです。
道場を始めたのは今年の1月。
緊急事態宣言中だし開催していいのか不安もありましたが、京子さんが楽しみにしてくれていたので勇気を出せました。
そう、ここまで読んだ方なら分かるかと思いますが、おせっかい家己書道場の生みの親でもあり、最初の定期幸座から参加してくれた生徒さんでもあるんです。
そこからは、新しい幸座を始める度に参加して下さり、本当にお題づくりが間に合わないくらいの勢いでした。
「月に一度じゃ忘れちゃうから、習い事はぎゅっと集中してやった方が上達が早い。」
そう言いながらどんどん通ってどんどん上達していきます。
己書を始める前から師範を目指していたので、集中力も半端ない。周りの方に暑中お見舞いを己書で描いたりして実践でも使っていたので、メキメキと成長。
SNSでも己書作品と一緒に投稿してるので、師範になる前から通いたいと待っていてくれる人がいるくらいの大人気。
師範試験が終わってからも、どんどん新しいお題に挑戦して勢いは止まらない。これからが本当に楽しみです。
きっとステキな師範になること間違いなしです。
千葉から通ったそのみっち
そのみっちも1番最初の喫茶めだかの楽校で開催した定期幸座に来てくれました。
でも、最初はお断りしたんです。
というのは千葉の木更津から己書幸座を受けに来るなんて信じられないようなことを言ってたので。
今年の夏まで、プールのインストラクターとして毎週海老名まで通っていたそのみっち。
プールがあるのは水曜日。でも己書は木曜日。
それなのに、わざわざ己書のために千葉から綾瀬まで来るなんて言うのですからビックリ。
フットワークは軽くて、どこでもサクサク出没してしまうのが魅力のそのみっち。でも、それにしたってわざわざプールの次の日にまた綾瀬まで往復する必要もないですよね。
ということで、喫茶めだかの楽校は水曜が休みなので駐車場もあるし、プールからも遠くない海老名のTSUKI CAFEさんで場所を借りてプライベート幸座をすることに。
プールでお仕事してお腹ぺこぺこだから、ランチ出来るところがいいだろうなと思って始めたのが3月。
今では、おせっかい家己書道場の聖地のようになって来たTSUKICAFEさんでの幸座の始まりでもあります。
そのみっちはご主人のお仕事の関係で、2022年の3月にはアメリカに行く事が決まっているのですが、毎週プール後に幸座をやれば2021年の師範試験に間に合うことが分かってからは猛スピード。
もう本当にあり得ないくらいハードなスケジュールをこなしてましたね。
我が家にお泊まりして、2日で5幸座とか合宿って感じにやりました。
1級に合格してからも、師範試験までそのひたむきな頑張りはますます本調子に。
毎日今までのお題を描いてアップしたり、色紙の作品を時間を測って何度も描いたり。
本当に愚直にしっかりと基礎がためをしてきたのです。
試験直前には、一緒にYouTubeデビューも。
今度は合格した師範として出演してもらわなきゃ。
英語で己書とかも面白そう。
綾瀬からいきなり千葉を超えてアメリカにまで己書が広がっていきますね。
初体験のことばかりでわくわくしてきちゃいますね。
外壁塗装してたら師範に
始まりは我が家の外壁塗装。
東京で外壁塗装をしているツボイ塗工の奥さま。
ご主人の坪井代表とはTwitter経由で同じ建築関係として知り合ったのですが、綾瀬まで出張もしてくれると言われて塗装工事をお願いしたのが始まりなんです。
おせっかい家己書道場として動き始めた頃で、お礼状としての己書の効果を感じていたので何気なく己書に誘ったのが5月でした。
工事中はそんなに出掛けられないので自宅にいる事が多く、さくっと己書幸座を受けられます。
お地蔵さんさえ描けるようになればいいんじゃないと言ってたのですが、そこから火がついてしまったんですよね。
うちの塗装が終わるまでは、そのみっちと一緒に週に一度の幸座を受けてました。
急にキャンセルが出て空きがでたなんて時は、お昼もそこそこに午前中しっかり作業して一緒に準備から片付けまで付き合う形で己書幸座を受けて、夕方また塗装の仕事というハードスケジュール。
そのみっちのエネルギーに影響を受けたのか、どんどん本気になり師範を目指すことになり、我が家の工事が終わっても電車とバスを乗り継いで2時間近くかけて幸座を受けに来てくれました。
もう爆速で成長。
塗装で筆遣いに慣れているのか、絵や色の調合がうまいんです。
塗装工事の合間に、雨の日は自主練に励んだりして、己書のスピードアップが出来るように本当に頑張って描いてました。
昼間の仕事で疲れていても、色紙の大作を何度も練習したり本当に頑張ってましたね。
お客様のご自宅を塗装するのだから、何か楽しみを提案出来たらという気持ちで師範を目指してくれたのです。
そんな塗装会社さんがあったら、ますます大人気ですね。
これからが本当に楽しみです。
改めて感謝
そんなこんなで頑張り屋さんの3人だったからこそ、まだまだ未熟なおせっかい家から師範となってくれたんだと思います。
自分が師範になった時とは桁違いに練習してましたから。
3人揃って合格という幸せを味わせてくれて、本当に感謝しかありません。
これからは、一緒に己書を盛り上げていく師範仲間となります。
1人で綾瀬で始めたところから、いきなり東京とアメリカに仲間が増えるなんてことになりますね。
もうわくわくが止まりません。