2ヶ月に一度というゆるゆるペースで、介護と育児が重なったダブルケアのことを話せるオンラインカフェを熊本のあさこさんと開催しています。
今回の参加者さんは皆さんリピートさん。
一度来て良かったから、また参加してくれるということですから、これはやっぱり嬉しいですね。
始まりはアイスブレイクから
毎回恒例のアイスブレイクは必要ないなと思っていたのですが全員が揃う前にちょっと間があったので、あさこさんからご当地お雑煮の質問が。
そういえば、白だしとか味噌味とか餅が四角か丸かなど違いがありますよね。
我が家は、父の故郷の味らしい大根とにんじんと鶏肉の醤油ベースのお雑煮でした。
そのままずっと深く考えずにそれを作って食べてましたが、出身が違うとそれも変わるんですよね。
ご近所さんではないからこそ、そんな話題も盛り上がる要素のひとつ。
自己紹介の頃は、もうお互い慣れた感じでした。
オンラインダブルケアカフェのルール
あさこさんとのオンラインダブルケアカフェでは、Twitterをやっている人が基本。
本名も出す必要はなくTwitterのアカウント名で大丈夫だけど、顔出し声出しでの参加でその場の安心感を作っています。
プライベートなことも話すからこそ、安心して話せる場所というのは重要ですからね。
そして、顔出しするからこそ録画も録音も禁止。
だからいつも私達主催者だけの写真なんです。
おしゃべりタイム
色々な話題が出て、とても充実した時間となりました。
ダブルケア卒業組ですが、頷いて聞いてるだけでなんだかあの頃の自分が癒されていく。
施設探しを相談出来るところがあったなんて話を聞くと、自分の時はただ施設の名前と住所リストをもらってひとつひとつ調べてたのを思い出し、本当に良かったと感激してしまう。
知識や情報の集め方が大事だねって話にも共感しまくりでした。
孤立してしまうと情報も入らない。
少しずつずつ知っていくこと、そして知ったことをアウトプットしていくのも大事なんだなとつくづく感じました。
そういう意味では、まだまだ全然できていない。
自分の経験をシェアするって大事ですね。
原点回帰
介護が必要じゃないひと。
これが、自分の目指す世界なんだと改めて気がつきました。
いつまでもずっと元気なひとはいません。
必ずあの世へと旅立つ時が来るのです。
誰だって、元気でいたい。
弱っていくのは切ないはずです。
でも、自分の命ギリギリまで元気でいるのは出来るのではと思ってもいます。
だからこそ、ケガしない暮らしやすい住まいにこだわる。
手すりを取り付けるだけでなく、模様替えやモノの整理も含めて長い時間を過ごす住まいを居心地良くする。
ケガをしたらあっという間に寝たきりになってしまいますからね。
そして、心が晴れやかになるようにブロック解除をする。
「病は気から」という言葉通りマイナスな言葉を自分に浴びせていたら身体も心も病んでしまう。
LINEなんて出来ない、分からないから怖いという気持ちもブロックを外したらすんなり出来るようになる。
出掛ける予定を作るために己書幸座を開催する。
趣味の時間を楽しんで、気の合う仲間と会うために近くの会場まで月に一度歩いて通うのもいい。
手先も使って、集中する時間。
作品が完成した達成感。
認められて、仲間からも褒められて自然と笑顔が溢れてしまう。
自分の原点は、ここだったんだと改めて確認することができました。
もういない四人の父と母の分も、最後まで楽しく笑顔でいて欲しい。
そんな高齢者が増えたら、私達子ども世代も子育てや仕事をしたり充実した毎日を過ごせるのでは。
そうやって遠回りだけれど、これからの未来に生きる子どもたちに自分らしく生きて欲しい。
私達50代は、まだ自分達の心の中に「女が介護、育児、家事をしなければいけない」という呪いがかかっているように感じます。
もっと若い世代の人が軽やかに共働きしながら、子育ても家事も男女関係なくやっているのを少し眩しい気持ちで見ている。
世の中の呪いを解いてるのがおせっかい家なのではと思っちゃいました。
うん。呪術廻戦にハマりすぎですね。(笑)