今年も東京工芸大学で小沢先生の地域フィールドワークの授業の一環で講座をさせていただきました。
今年は、連続2講座での講座だったので、学生さんも印象に残った様子でした。
過去の開催記録はこちら
2020年 6月 初の大学オンライン講座
2021年 6月 おせっかいを商売に
2021年 7月 専門外だけど初挑戦
2022年 4月 3年目の東京工芸大学での講座
2023年 5月 東京工芸大学で己書体験とおせっかい講座
2024年 7月 東京工芸大学にておせっかいを商売に
なぜ東京工芸大学で講座?
小沢先生との出逢いは2019年12月。
厚木100人会議でした。
厚木近辺で活躍している人が毎回5人ずつ登壇して、自分の想いを話す会になぜか綾瀬市から参加。
その時に、東京工芸大学の小沢先生と出逢ったのです。
地域フィールドワークの授業を立ち上げて地域の大人から話をきこうというコンセプトに、人生紆余曲折のおせっかい家の話が良さそうということでオファーいただきもう6年目。
前半講義 失敗ばかりの鉄板ネタと己書体験
今回は失敗話をじっくり時間をかけてみました。
小沢先生からも、なかなか人の失敗話を聞くチャンスがないからとリクエストされてますからね。
伏線回収できるので、クリスマスイブに振られた話から傷心でスペインへ旅立った話は濃いめに。
正社員目指して働いてたけど、生意気だから社員にしないと言われたことや
長年勤めた不動産屋で56円のボーナスにキレて転職したこと
男社会から、女社会の仕事に変えたら3か月でメンタルやられたこと
職業訓練校で資格取得に熱心なおばちゃんとして無視されたことなど盛りだくさん。
これでも、半分くらいかな。
住まいのおせっかい家として起業しても、なかなか軌道には乗らず。
知ってもらう活動で始めたことも、コロナ禍で出来なくなり。
たまたま、己書師範になった。
もうお腹いっぱいなので後半は、己書体験をしてもらいました。
みんなぐるぐるがサクッと描けちゃいました。
スケッチブックの1/4くらいに描いて終わりなタイプが多かったので、ちょっと失敗話が熱くなりすぎたかもしれませんね。
円相の描き方を説明すると、なんだかハマって何度も練習する学生さん達。
大きいサイズで練習する時間が無くなってしまったのですが、ハガキサイズにバッチリ納まりました。
「ありがとう」のコツをしっかり掴んでますね。

後半講義 オリジナル作品作りとスペイン話
すぐに続けて翌週の講義となりました。
前回お休みした生徒さんも参加してくれたので、最初にぐるぐると円相をさらっとやってからオリジナル作品作り。
描きたい言葉を考えてきた人もいるし、その場で考える人も。
どんなふうに描いたらいいのか、その場でひとりひとりに描いて回るのもだいぶ慣れましたね。
練習しているうちに、いろんな言葉が描きたくなって脱線していく学生さんもいたり、どんどんアレンジしていくアーティストタイプも。
小沢先生は、昨年に引き続き言葉遊び。
最初はマイナス言葉を選んだのですが、それはエネルギーが強いので変更してもらいました。
己書は心がこもるからこそ、あまり否定的なメッセージにしない方がいいんです。
色ペンを使ったり、持参した円相をどれがいいか迷ったりしながら、どんどん皆さん仕上げていきました。
味のある作品が完成。

みんなの作品が完成したところで、己書の効果を感じてもらいながらのまとめ。
前半講義でのスペイン話の伏線回収です。
夢は「バルセロナで己書」と師範になった頃から言っていたら、すぐに叶った話。
(興味ある人はこちらを。バルセロナ de 己書)
そして、今年は2回目のバルセロナ de 己書で念願のMATSURIに参加が決定。
夢の叶え方を解説しながら、学生のうちに心がけた方がいいこと。
出逢い、無駄なこと、好きなこと
何が人生を変えるきっかけになるのか分からない。
傷心旅行したところが、何度も訪れるハマった場所になるかもしれない
ちょっと好きだなって思ったことが人生を変えるのかもしれない
だからたっくさん無駄なことして欲しいなと心から思います。
ご縁に感謝
年に一度の東京工芸大学さんでの講義は、自分にとっても1年の活動を振り返る貴重な時間。
己書幸座で、色々な話をしているからか学生さんの反応を見ながら話を変えていくなんてことも出来るようになりました。
これも、小沢先生とのご縁があったからです。
毎年、何か変化したことを伝えたいという意欲にも繋がりましたね。
おせっかいを商売にしていたら、たくさんの笑顔をもらえるようになりました。
本当にありがとうございます。