2ヶ月に一度というゆるゆるペースで、介護と育児が重なったダブルケアのことを話せるオンラインカフェを熊本のあさこさんと開催しています。
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オンラインダブルケアカフェも2周年
2ヶ月に一度というゆるゆるペースで、介護と育児が重なったダブルケアのことを話せるオンラインカフェを熊本のあさこさんと開催しています。 前回の開催はこちら おかげさまで、今月でオンラインダブルケアカフェ ...
今回は常連さんの参加だったので、直接は会ったことないけれどダブルケア仲間との気楽なおしゃべりタイムという感じ。
みんな、夏休みを乗り越えてきて色々思うところありという感じの回でした。
オンラインダブルケアカフェのルール
あさこさんとのオンラインダブルケアカフェでは、Twitterをやっている人が基本。
本名も出す必要はなくTwitterのアカウント名で大丈夫だけど、顔出し声出しでの参加でその場の安心感を作っています。
プライベートなことも話すからこそ、安心して話せる場所というのは重要ですからね。
そして、顔出しするからこそ録画も録音も禁止。
だからいつも私達主催者だけの写真なんです。
話したい時には話してもいいし、聞き役だけでも大丈夫。
相手の意見と合わなくても、それを受け入れなくてもいい。
そんな考え方もあるんだなとヒントにするのでもいい。
そして個人が特定されないような内容ならシェアしても大丈夫。
みんなの気づきになるかもしれないから。
おしゃべりタイム
ルールをしっかりみんなで確認したら、自分の話したいことを話す時間。
こんなこと聞いてみたいと話しを提案するのもよし。
自分の想いをただ吐き出すのでもよし。
何も話さないのでもよし。
おせっかい家はダブルケアは卒業組なので、聞き役のはずですが、結構話しに参加してます。
自分がどんな風に気持ちを整理していたのか、何かヒントになったらなと。
主催者というよりは、参加者ですね。
あさこさんがしっかりまとめてくれるので、安心して話しています。
気になった言葉
言葉にしても家族に大変さが伝わるわけではない
ダブルケアの時の大変さ、何が大変なのか、どんな事で自分が追い詰められているのか、なかなか認識できないし言葉にもうまく出来ない。
自分の時は、親が時間通りに食事を食べたいと言われてそれが本当に苦痛でした。
子どものお昼寝時間などを調整しなければいけない。
その日の予定や体調もあるのに、それを父に説明しなきゃいけないのが苦痛で。
周りに同じような状況の友達もいなく、身内に話すと「じゃあご飯先に用意しておけばいいんじゃない」と軽く言われてますます辛くなり。
今思うと、あまり得意じゃない料理をするのも親に料理が下手なのを指摘されるのもイヤだったんでしょうね。
でも、その当時は何にイライラしているのか自分の気持ちも分からなかったです。
だから、もちろん家族にも何が大変なのかなんて伝えられるわけもなく。
ため込むとそのイライラを子供にあたりという悪循環でしたね。
今回、伝わらないから諦めちゃうと、結局自分がつぶれてしまうんだなと再認識。
自分の気持ちと向き合いながら、何を大切にしたいのかブレずにいるのが大事かもしれません。
あの時出来なった自分を責めるわけでも、守るわけでもない。
ダブルケアってことは、子育てと介護の両方が重なるわけです。
だから判断しないといけないことがそれだけ増える。
そんなときには、家族に相談できるような状態って大事ですね。
おに軍曹復活?
家族、特に同じ大人である夫との協力関係は必要不可欠。
おせっかい家創業してすぐの頃に開催していた「おに軍曹のお茶会」の内容に通じますね。
住まいの片付け方や、家族への家事の任せ方などを伝授するお茶会でした。
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大爆笑の「おに軍曹のお茶会」初開催
家事も育児もぜ〜んぶママがやるなんて、絶対無理‼️家族を家事に参加させるコツを、おに軍曹が伝授します。 日頃の悩みなどをみんなで話して、心を軽くしてみませんか。 という事で ...
ダブルケアを独りで頑張って乗り切るのではなく、家族としてチームでできることを考えてみる。
自分にとっては、そこが原点でもあるんだなと気づけました。
だからこそ、家も心も整えたい。
家族がチームとして家事に参加するには、モノの位置が誰でもわかるようになっていて戻しやすいのが重要。
「ママ。あれどこ?」って聞かれないのが理想ですね。
根気強く教えるのも必要。
1度ではなかなか、主婦と同レベルにはなれないのは当たり前ですから。
そして、親の家などをケガがないように整えておくのも重要。
高齢になってきて転倒すると、そこから一気に介護度がアップしますから。
転んでからではなく事前に手すりを付けたり模様替えが大事。
あと、出掛ける用事という意味では己書もいいですよ。
家から近いカフェでお茶を飲みながら、共通の趣味の友人が出来る。
90分でプレゼントできるような作品が完成して、たくさん褒められるからウキウキする。
家族に自慢気に見せると「いいね」と言ってもらい、ますますご機嫌に。
楽しく出掛ける先がある。
結局、全部繋がっていますね。
ダブルケア、おに軍曹、住まいのおせっかい、己書。
オンラインダブルケアカフェで、自分と向き合うきっかけを、こちらがもらっています。
本当に感謝ですね。
話題となった本
自分は読んだことはないのですが、参加者がおすすめと紹介してくれました。
介護のキーパーソンが、心を守れる状態であることって重要ですから。
次回のオンラインダブルケアカフェ
2か月に1回の開催なので、次回は11月開催予定です。
今年はそれが最後となります。
ゆるりと参加してみませんか。
気になる方は、Twitterをフォローしておいてください。